まだフレームツリーの季節には早いのですが、、、
えっ? 第一ホテルの前に咲いてたって?!
そうなんです。 第一ホテルの前の1本だけが、もう咲いてるんですよね(笑)。
今までは昼間に行くことが多かったのですが、今年は夜行ってみました。で、「やっぱり失敗した、、、」という面と、「良かった〜!」という面の両方が感じられました。
基本的に私は人ごみが嫌いなので、夜のあの混雑はやはり苦痛でした。まず、誰もがクルマで来ますから、あの広いアメリカンメモリアルパークがクルマというクルマで埋め尽くされ、停める所がありません。
殺気立った(笑)現地の人たちを相手に、ようやく狭いながら駐車スペース(日本人ならではの駐車技術を駆使して)を確保して停めたものの、あれれ〜?!? ドアが開きません、、、
何と! 道と運動場を区分けする丸太が邪魔をして、ドアを開けようにも開けられない状態だったのです。
仕方がないのでもう少しだけ隣のクルマに近づけて、ようやく出られました! バンザ〜イ!
会場にいそいそと入ると、、、ひと、ヒト、人。どこを見ても人だらけ。流石にものすごい盛り上がりを見せています。
普段ですと、ジョギングをしながらスイスイと進める遊歩道を、大きい人、小さい人、若い人、年老いてジッと立ち止まってしまう人など、まさに老若男女、ありとあらゆる人たちが、のろのろのろのろと進んでいきます。
奥にあるステージでは、今まで見たこともないような多くの人たちがダンスをしており、これまた異様な盛り上がりを見せています。
ん〜! これは昼間では見られない光景ですねぇ。これほどたくさんのダンサーたち、、、4〜5歳のちびっこダンサーもいれば、どう見てもアジア系のダンサーや白人系ダンサーもいます。
その辺りが、(どちらかというと)混血を繰り返してきた北マリアナの文化をそのまま象徴しているといえるでしょう。
大切なことは、民族を尊重するより、その島々に伝わる文化や踊りをいかに継承していくか、、、
それこそが、このフレームツリーアートフェスティバルを二十数年間支えてきた根底にあるのではないでしょうか?!
(2005年4月19日)