サイパンにとってもお似合いの、お手軽ツアーがあります。
サイパンのリーフに囲まれた穏やかな海を、ヨットタイプの船で午前中に観光するツアーです。
ホテルでピックアップされると、船が出港するサイパンのヨットハーバー、アウターコーブへ向かいます。この船を操るのはキャプテンブライアン。
沖合いには、お馴染みマニャガハ島がポッカリ浮かんでいます。マニャガハ島へ行く前に、ちょっと洋上観光を楽しみます。
説明するのはジェリー! サイパンで15年間、日本人のお客様をお世話している、ベテランのエンターテイナーです。お子さんからお年寄りまでとっても気を遣ってくれて、皆さん感激していました。
デッキ上では、ジェリーや他のクルーたちが、お客様のカメラで写真を撮ったりお世話をしてくれます。
さて、サイパンからしばし離れます。
タポチョ山や、洋上から見えるサイパンの景色の説明を受けながら、第一のポイント「沈船」に到着。
海面からでも、全長約40メートルの船の形が分かります。残念ながら、この日は満潮で見えませんでしたが、少し引き潮だと、船尾が飛び出ています。
近くにはこの辺を海中から観光する潜水艦の姿が見えました。
続いてはゼロ戦ポイントです。
激戦地であったサイパンの海にはこのような戦争の残骸がいたるところで見られます。このゼロ戦ポイントは比較的浅い場所にあるため、水面からでもその様子が確認できます。
流石にくっきりは見えないそうですが、水面が穏やかなときは、本当にクリアに見える時もあるそうです。
マニャガハ島はもう間近です。
ゼロ戦ポイントの場所でもかなり透明度がいいですが、マニャガハ島へ近づくにつれてドンドン透明度は増していきます。残念ながらマニャガハ島のところで太陽が雲に隠れてしまいました。
マニャガハ島メインビーチの沖合いに停泊しながら、ジェリーが、「体験ダイビング」や「パラセーリング」、「バナナボート」などの説明をしていきます。
船の上からも、マニャガハ島にある大砲が見えたのには驚きました。
ふと下を見てみると、物凄い透明度です。 海底がくっきり見えます!
これで洋上観光は終わりです。
後は船内にコーヒーとチャモロドーナッツ「ボニェーロ」が用意されていて、港までのひと時を過ごします。
カウンターにはドリンクが置かれ、飲みたい方はソフトドリンクやビールなどを購入することも可能です。ちなみにソフトドリンク$2.00、ビールは$3.00でした。朝からビールが気兼ねなく飲めるのも、サイパンならではかも、、、(笑)
お客様には、ジェードレディーに乗り込んだ時にジェリーと写した写真が配られ、希望者には1枚$10.00で販売されていました。
約1時間の洋上観光は、美しいサイパンの海と景色を楽しみ、ジェリーの軽快なエンターテイナーで、あっという間に終わってしまいました。
この後は、再びバスに乗ってDFSギャラリアに向かいます。このツアーに参加した特典として、DFSの$10割引券($70.00以上購入した場合)をカウンターでもらえます。
それではまた、次回の「私的サイパン指南」をお楽しみに〜!
(2006年4月30日)