もうすでに12月に入ってしまいました。
家の中のクリスマスの飾りをようやく取り外し、クリスマスツリーが梱包されてた箱に「最初にどうやって入っていたのだろう?」と考えた挙句、力任せに押し込んで物置に叩き込んだのが、つい先日のことのように思えます。
今年はいろいろありました、、、
というより、去年の10月の日本航空撤退の後、サイパンは大きく変化せざる終えませんでした。
サイパン自体、今まで日本人旅行者に依存しすぎていたのかなと最近思いますが、それを現実に見せつけられたのがJALの撤退でした。
JALに依存してたJALパック(JAL系旅行会社)やSTS(JAL系バス会社)、ホテル日航サイパン(その名の通り)は大きく影響を受け、JALパックとSTSはサイパンでの事業を廃業してしまいました。
かろうじてホテル日航は今でも営業をしていますが、とても好調とは呼べなさそうな状況です。
さらに、今年は政府の交代がありました。新たな改革を求めて、それが一般市民にも大きく波及した一年でもありました。
CUCという島内の電気を供給している会社は、もともとの経営不振に燃料費の値上げのあおりを受けて、窮地に立たされています。
この影響で、7月の中旬から電気代が何と2倍に跳ね上がり、一般市民に大きな影響を与えています。
つい最近の話では、ノースウェスト航空の大阪便が10月末でなくなってしまい、サイパンへ直行で来れるのは、成田と名古屋だけになってしまいました。
こんな暗い話題ばかりの2006年でしたから、島をグルッと回ってみても、やはり以前に比べて飾りも減っているような印象を受けます。
サイパンに住んでいると普通になってしまいますが、日本からいらっしゃる皆さんにとっては「真夏のクリスマス」なんだから、ホテルもできるだけの雰囲気作りをしてもらいたいと願っています。
何といっても、こんな状況下に来てくださるお客様は、サイパンにとって本当に貴重なんですから。できる限りのホスピタリティーでお迎えしたいです。
それでは皆さん、 ちょっと早いですが、良いお年を〜!
それではまた、次回の「私的サイパン指南」をお楽しみに〜!
(2006年12月3日)