今までサイパンで運行していた黄色い潜水艦「セレナ」は、少々型が古かっったため、乗客数が少ないと、潜航できないこともあったそうです。
新しい潜水艦「ディープスター」は全てコンピューターで制御されているので、乗船者1名からでも運行可能となりました。
おなじみ、マニャガハ島行きの船着場から出発です。イヤ、もともと潜水艦の船着場が、ターシツアーズのマニャガハ島ツアーの船着場になったというのが本当だそうです、、、(笑)
まずはそこから「Yuri II(ユーリ ツー)」という平たい船に乗って、潜水艦まで送迎してもらいます。
船着場を出てから約5分、、、黄色い潜水艦が見えてきました。初めて見る新しい潜水艦ディープスターですが、遠目にはあまりセレナと変わらない印象です。
送迎ボートがディープスターの側面に横付けすると、海面下にある展望窓がはっきり見えるほどの透明度です。
「流石、サイパン!」
あらめてサイパンの海の美しさを感じました。
送迎船からディープスターの甲板に乗り移り、甲板の入り口から一人ずつ、船内へと続く階段を下りていきます。
階段とはいえ、階段をはしごのように下りていくため、先に下りた人の手を踏まないように、注意しましょう。
階段を下りて最初に見た船内の印象は、以前のセレナ号とは違い、とても明るくてすっきりと感じました。
展望窓も大きいのでしょうか?!(ちょっと聞き忘れました、、、)
新しくなったことが感じられるポイントといえば、各展望窓の間にモニターがあり、潜水艦が沈んでいく様子や浮上する様子を見ることができるようになりました。これでさらに楽しみが増えました。
さらに、手元にはどんな魚が見られるかがイラストで描かれた下敷きが置いてあり、海中の魚をその下敷きで名前とともに確認することができます。
私はといえば、外を見るのが楽しくて、下敷きで確認することをすっかり忘れてしまっていました(笑)。
潜水してからすぐに、珊瑚の山(塊?)があちらこちらに見られます。
また、第二次世界大戦でこの海に沈んだ、戦闘機や貨物船を見ることもできます。
特にこのツアーで見れる沈船(松安丸)はかなり大きな船で、サイパンを訪れるダイバーたちの、人気ダイビングポイントしても有名です。
さらにこの近くには、B-29の残骸と称されているプロペラが残っているポイントもまわりますが、ダイビングショップの方などによると、あれは日本の飛行機のものだという話もあります。
ここでは全てのポイントをご紹介できませんが、多数の珊瑚やサイパンの海の美しさを、全く濡れることなく、普段着のまま簡単に楽しむことができますので、どうぞ個の続きはあなた自身の目で確かめてみてくださいね。
サイパンの潜水艦ディープスターは、毎日催行してます。送迎付きのツアーが販売されていますので、お申し込みは、ホテル内のツアーデスクやホテルのゲストリレーションでどうぞ。
それではまた、次回の「私的サイパン指南」をお楽しみに〜!
(2007年4月16日)