さて、入り口はココナッツの実で飾られたゲートがお出迎え。

そこには美しい女性ダンサーが「マーマー」と「パレオ」を一人ずつ着せるために待っています。

そこで一枚、「チ〜ズ!(パシャッ)」

会場は、ステージを囲んだスタジアムタイプ。

野外ですが、屋根もきちんとしているので雨の心配もいりません。このタイプのステージは、観客が多ければ多いほど盛り上がるのが特徴。

階段を下りて席に案内されしばらくすると、お食事の時間です。

舞台の左手に用意されたブッフェラインへイザ! レッチョン(豚の丸焼き)を中心にしたブッフェラインは、お替わり自由です。

食事の合間に、舞台裏の海を一望できる見晴らしの良い場所に行ってみると、眼下にはマニャガハ島が、、、

「天気の良い日中なら、青〜い海がどこまでも広がっているんだろうなぁ、、、」

と独り言。

食事を楽しんでいると、観客席の前で女性二人が音楽に乗せてパレオの着付け教室が始まりました。

かなりの数の着方を披露してくれましたが、パレオの着方を見せるのに、こんなプレゼンテーションの方法もあるのだなと感心してしまいました。

次は、チョットいかつい(失礼!)男性が、ココナッツの剥き方の実演! これがかなりスゴイ。

使い方を誤るとそのまま手に刺さってしまいそうな道具を巧みに使いながら、ココナッツをあっという間に剥いては、観客席に中身をサービスしてくれます。

手にもっている大きな鉈鉈(なた)は、「マチェーティー」と呼ばれている、サイパンの家庭では必要不可欠の道具なのだそうです。

舞台と観客席の距離がちょっと縮まってきたところで、観客から数組を招待してのバンブーダンスコンテスト。

この日は韓国からのツーリストが多かったのですが、国民性なのでしょうか(?!)、皆さんかなり真剣な面持ちで挑戦していました!

お次は「闘鶏」。

実際は足にナイフをつけて、片方が動けなくなるまで戦わせるのですが、ココではナイフ無し(ご安心ください!)で、どんな風に戦わせるのかを見せてくれます。

普通はなかなか見る機会も無いだけに、皆さんも食い入るように見ていました。

陽もとっぷりと暮れ、スポットライトを浴びながら、美しい女性たちのダンスショウが始まります。

通常のディナーショウと違い、土の上を裸足で踊る女性たち。彼女たちがよりセクシーに見えたのは、私だけでしょうか?!?、、、

定番のファイヤーダンスだって、ちゃんとあります。やっぱ、これがないとね!

盛り上がってきたところで、参加者も一緒にダンスパーティー!

キャンプファイヤーを囲みながら、観客の皆さんも前に出て、ダンサーたちと踊ります。

サイパンの星空の下、美しい女性たちやたくましい男性たちのと踊は、きっと素敵な思い出になりますよ。

このディナーショウが通常のホテルでのディナーショウと大きく違うのは、参加した皆さんが、現地の人たちと一緒にダンスなどを通じ、直接肌でチャモロの文化に接することができるというところだと思います。チャモロの人々の素朴さと、彼らの暖かさに触れる、そんな楽しいひとときを過ごすことができる素晴らしいものでした。

で、このイベント、山の上でやっているからでしょうか(?笑!)、あまり知られていないそうです。Go Saipan!としては、もっともっとたくさんのツーリストの皆さんに知ってもらたい、素敵なディナーショウでした。

興味のある方や参加してみたいという方は、電子メール、または現地にて直接電話でお申し込みください(英語が得意じゃないという方も、電子メールなら日本語でOK)。

電話: 322-0808/483-3255
電子メール: 代表者の氏名、参加人数、宿泊ホテル、希望する曜日をお知らせください。